お願い ペットボトルの水は捨てないで!

災害はいつやってくるかわかりません。

災害でインフラが壊滅的な被害を受けたとき、困るのは電気、ガス、水道です。

特に飲み水は生命の維持にはとても重要なので、日頃から飲料水をストックしている方は多いでしょう。

さて、飲料水の備蓄方法としてはペットボトル入りの水を購入して保管している人が多いでしょう。ペットボトルは本当に素晴らしい発明だと思っています。

ところで、ペットボトル入りの水には賞味期限があります。

賞味期限が切れた水はどうすれば良いのでしょうか?

私はそのまま保管しています。

 

2L入りのペットボトルの内容量は約2,000gです。2,000gより少なくなると販売することができません。

ペットボトルの原料であるPET樹脂はわずかながら水蒸気を通します。すると、時間が経つにつれて中身の水の量が減ります。そうなると販売できなくなるので、「賞味期限」という形で内容量が維持できる期間を定めています。

 

「品質」が維持できる期間ではなく、「内容量」が維持できる期間です。

既に購入して保管している水の内容量が減っても水自体の品質には何ら影響がありません。

賞味期限が切れたペットボトルの水は飲めます。備蓄品の入れ替えの際に捨てるのではなく、お茶やコーヒー用に消費して無駄にしないようにしましょう。