プラスチックの国際展示会 視察レポート IPF2014
2014年10月に幕張メッセで開催されたIPF2014のレポートです。
IPF2014(国際プラスチックフェア)は10月28日~11月1日にかけて、幕張メッセにおいて開催され、776社(IPF2011より25社増加)が出展し約43、000人の来場者(内、海外は約4,000人)を集めた。今回は台湾(前回46社→64社)とマレーシア(前回1社→12社)が国(地域)のバックアップを受けて出展社数を大きく増加させた。
今回の見どころのひとつは、コンポジット製品の量産化技術である。名古屋大学ナショナルコンポジットセンターを中心としたコンソーシアムによる炭素繊維複合材料関係の展示をはじめ、多くのブースにおいて複合材料に関する提案があった。
本報告では、炭素繊維複合材料関係や射出成形機メーカーによる展示、射出成形の周辺技術および後工程である、高転写成形(ヒート&クール、断熱金型)、三次元冷却回路、発泡成形関連、加飾技術(マシンサイドスパッタ、フィルム加飾、めっき、塗装)、後付け射出ユニットおよびトータル・ソリューション提案について紹介する。
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