複数の専門分野を持って強みをさらに強化する方法

多くのエンジニアは企業に長年勤めて獲得した専門分野に対して誇りに思っている反面、新たな専門分野の獲得は難しいとあきらめている。

 

トップクラスの専門家になるためには1万時間の勉強やトレーニングが必要であると言われている。確かに競争相手が多く、その中で勝ち抜いてトップ取るためには1万時間は必要かもしれない。それを1万時間の法則という。

 

しかしながら、もし専門家が誰もいない未開の分野だったらどうだろう。400時間必死に勉強して、情報収集して情報発信をするなら、400時間あれば専門家になれるのである。これを400時間の法則という。

 

ちなみに、1万時間の法則は検索すると出てくるが、400時間の法則は出てこない。

 

400時間で専門家になった後も、もちろん勉強・訓練は継続する必要があるが、専門家になって情報を発信し続けていると自然と情報が集まってくるので、それ自体が勉強になる。

 

これができると専門分野を3つくらい持つのは簡単である。面白いことに、それぞれの専門分野でも競合がいない(あついは少ない)状態なのに、何故か専門分野と専門分野の組合せの案件が出てくる。そうなると完全に独占状態である。

 

その組み合わせは、1万時間掛けた専門と400時間の専門の場合もあれば、400時間の専門同士の場合もある。

 

技術は常に変化・進化しているのだから、常に未開の分野は存在する。視点や切り口を変えれば競合との差別化も可能である。

 

私の実例は個別にお問合せいただければお話することは可能なので、興味があればコンタクトしてきてほしい。