技術レポート 発泡成形
熱可塑性樹脂の発泡成形に関する技術解説です。
発泡プラスチックは樹脂のマトリックスの中に気泡(セル)が多数分散したものである。発泡体との対比で発泡していないプラスチック成形品をソリッド成形品と呼んでいる。発泡とは気泡が発生することであり、発泡プラスチックは発泡工程を経て製造される多孔質プラスチックを表す。
発泡体には、気泡が連続している連続気泡と気泡がつながっていない独立気泡がある。フィルターのように液体や気体を通す必要があるときや、柔軟性,防音性が要求される用途には連続気泡が用いられる。剛性,断熱性が必要な用途には独立気泡が用いられる。
発泡剤(化学発泡剤、物理発泡剤、マイクロカプセル、超臨界流体)と発泡成形(バッチ発泡、射出発泡、押出発泡、発泡ブロー、ビーズ発泡等)について解説した。
全文を読むためには、PDFファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードはこちらをクリック→技術解説 発泡成形