2018年5月3日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(9) 発泡成形のシミュレーションの現状 1 はじめに 発泡成形のシミュレーション(CAE)では、プラスチックの流動現象と気泡の発生・成長の両方を計算して表現する必要があり、流動解析ソフトには発泡成形用のオプション機能が設定されている。ここでは微細射出発泡成形( […]
2018年5月3日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(8) 気泡の生成と成長 1 発泡成形における気泡の挙動 発泡成形は、プラスチックのマトリックスと発泡剤の系から気泡が発生し、その気泡が成長するプロセス、気泡の壁が破れて合一するプロセス、気泡壁が固化して気泡の成長が停止するプロセスからなる。 ま […]
2018年5月2日 / 最終更新日時 : 2022年2月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(7) プラスチック発泡体の評価方法 1 はじめに プラスチックの発泡体はプラスチックと気泡の複合体であり、ソリッドのプラスチックとは評価方法に違いがある。ここでは特に発泡体特有の評価項目に対する評価方法を中心に解説する。 2 密度と発泡倍率 発泡プラスチッ […]
2018年5月2日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(6) コアバック射出発泡成形 1 コアバック射出発泡成形とは 射出発泡成形を金型側において分類すると、ショートショット法,フルショット法,フルショット+コアバック法に分けられる。 ショートショット法では金型キャビティ容積よりも少ない量の発泡性溶融プラ […]
2018年4月29日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(5) 超臨界流体を使わない物理発泡成形 1 非超臨界ガス発泡技術の基本思想 超臨界流体を用いる微細射出発泡成形は発泡剤である超臨界流体(窒素、二酸化炭素)を精度良く注入することが可能であるが、設備が複雑であるために設備コストが高いという問題点があった。その一方 […]
2018年4月27日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(4) 超臨界流体を用いた微細射出発泡成形 1 微細発泡成形とは 微細発泡成形技術はMIT産学協同高分子成形加工プログラム(1973年発足)から生まれた技術である。このプログラムは、プラスチックは化石である石油を原料にしているため、少しでもプラスチックの使用量を減 […]
2018年4月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(3) 発泡成形の種類 1 はじめに 発泡成形とは、発泡性のプラスチックを成形して多孔質成形品を得る成形方法である。プラスチックに発泡性を付与するために発泡剤が用いられる。ここでは、発泡成形の種類について解説する。 熱可塑性プラスチックの成形工 […]
2018年4月25日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(2) 発泡成形に用いる発泡剤 1 発泡成形とは プラスチックの発泡成形とは、発泡性プラスチックを成形して多孔質プラスチックを得る技術である。 発泡成形ではない一般的なプラスチック成形では、融かす工程、流す工程、固める工程から成り立っている。発泡成形で […]
2018年4月24日 / 最終更新日時 : 2018年4月24日 ce-akimoto コラム プラスチックとその類語を理解する 日常使っている「プラスチック」という言葉は英語ではplasticsと語尾に「s」がつく。「s」がつかないplasticとは可塑性があるという形容詞である(プラスチックの、プラスチックでできたという意味の形容詞として使われ […]
2018年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 ce-akimoto 技術レポート 発泡成形の基礎講座(1) 発泡体・多孔質体 1 発泡体・多孔質体とはどのようなものか 多孔質体とは、細かい孔が多数空いている材料のことを指す。多孔質体の代表的なものに炭やスポンジがあり、孔の内部に物質を蓄える、孔の表面に物質を吸着する、孔のサイズによって通過できる […]